理事長の楊傑です。わたしは、日本の大学院博士課程で国際開発学を専攻し、日本の再生産業の研究に
取り組みました。日中の経済を発展させる一翼を担い、国際社会に貢献したいという思いがあります。
日本の経済を再生させるためには、若手人材の育成が重要です。一方的に教え込む教育は役に立ちません。
日中両国の未来の担い手が互いに刺激しあうことでそれぞれの良さを認め合い、自ら意識改革に向かう環境を
整えることが必要ではないかと考えています。
その環境の一つに、探求心を磨く場としての大学があります。海外留学生が日本の大学・大学院に進学するためには実践的かつアカデミックな日本語能力が必要となります。私たちは、この趣旨に基づき、まず日本語学校を設立し、続いて専門学校、大学、保育園にいたるまでの幅広い教育環境の構築に力を注いでいきたいと考えています。
海外留学生が日本の一流大学・大学院を目指すための日本語学校はすでに存在しています。しかし、当校では大学・大学院に進学するだけの知識の習得を目指すのみならず、積極的にコミュニケーションを図り、相互に刺激しあう環境の中で、優れた日本語コミュニケーション能力を習得することを最も重要な目標として位置付けています。
現在、海外では多くの学生が、日本への留学を希望しています。学東は、高い志を持つ学生を選抜し、将来日中の発展に寄与できるリーダーシップを兼ね備えた、優れた日本語コミュニケーション能力を有する人材の育成を目指します。